希望があれば無敵

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Snow Manと雑誌

 

 

 

 


つい先日、2012~2014年あたりのMyojoを何冊か読む機会があった。

 


なんだかんだもうすぐジャニヲタ10年選手なわたしは、所属タレントほぼ全員を好意的なスタンスで応援している。そのため、ジャニーズが掲載されている雑誌はどの時代のものでも興味を持って読む。今までに好きになったグループ、友達が好きだったから詳しくなったグループ、ふんわり知っていてなんとなく成長を見守ってきたグループ、そして今現在応援している大好きなグループ。様々なグループの過去をタイムスリップしたかのような気持ちで読める、数年前のドル誌の抗いがたい魅力。そして「まだ読んだことのない本を手に取って開く」という期待に満ち溢れた行為がそもそも大好きなので、その時もワクワクしながら時代の経過を感じさせる雑誌を手に取った。

 

 

 

いなかった。

 

Snow Manがいなかった。

 


 

Snow Manを応援し始めて早半年、前半誌やMyojoを手に取り指の感覚で「ここらへんかな〜」とすのすととらのあたりを開こうとする習慣は既に身についている。その勢いでMyojoを開き、「あれ……ここらへんJr.のページですらない……」と戸惑う。まあ5年近く前だもんねそりゃ雑誌の記事構成だって変わるよ!むしろグループの数も内容も違うしね!早とちりしてごめんね!というテンションで、ひとまず最初からパラパラめくっていくことにした。

 

 

 

お!こっからJr.コーナー!へ~まだストは無いんだ、ジェシーと松村くんのページがある、キンプリの子たちだ、でも平野くんと永瀬くんは関ジュの括りにいるなあ…………瑞稀くんちっさ!首据わってないよ!?あ~名前知ってる子たちがたくさんいる、今ほんとに大きくなったなあ……感慨深いなあ……あれ……読み終わったわ……やっぱりすのいないわ……

 

 

 

数冊同じようなことを繰り返し、「この数年間のMyojoにSnow Manは毎回載っているわけではない」という現実を突きつけられて思わず肩を落とした。昔のSnow Manを見られなかったことも悲しかったが、それよりも「2012年以降の雑誌ならSnow Man載ってるはず」と思っていた自分がいること、そして「その数年間はMyojoにSnow Manがあまり載っていなかった」事実を初めて知ったことに、少しだけへこんだ。

 


知らなかった。今当たり前のものが、以前はなかったこと。今現在、この雑誌にSnow Manが掲載されているのは「前進」であったこと。偶然、その場にあったMyojoにSnow Manが載っていなかっただけかもしれない。この数年でも前半誌には載っていたのかもしれない。わからない。彼らがグループになってからわたしがSnow Manと出会うまで、どれくらいの媒体に出演していたか、それがだんだん増えてきたのか、あまり変わらないのか、全く載らなかった時期もあったのか、それすらわからない。

 

 

 

それでも、Snow Manが雑誌で言っていた「今年(当時の2018年)は雑誌の取材が去年の倍くらいに増えた」という言葉を思い出して、年々少しずつ出番が多くなり、2018年で本人たちも「増えた」と言葉にするレベルになったのかなあと思った。

今現在、ドル誌の次号予告のグループ名に毎月いること、毎月数ページ確保されクロストークがあって6人の言葉が読めること、その他のいろんなページにいたりするから一応一度は全部読んでどこにいるか探すこと、ドル誌だけでなくテレビ誌や舞台誌・映画誌にもたくさん出ること、コンビニにも置いているようなテレビ誌の表紙の端っこに小さく6人がいること、Dance SQUAREで表紙を数回飾っていること、雑誌に出まくってくれた時期に今何を買うべきなのかすらわからなくなったこと。めちゃくちゃありがたいことなんだな、と痛感した。「失って初めて気付く」というありがちなフレーズを疑似体験できて、よかったと思う。

 

 

 

 

 

 

今日、1月7日、前半誌3冊を全部買った。いつもの通りにいきなり真ん中のあたりを開いてそのグループからどこにいるか予想をつけてパラパラとページをめくる。

 

 

 

いた。めっちゃいた。いろんなところにいた。

 


Jr.チャンネルの話をし、来年のメイン舞台に向けて気合を入れ、伝言板で先輩や後輩とやり取りをし、カレンダーのオフショットがあり、映画の宣伝ページや企画がある。今出演している舞台のリポートにもいるし、照くんは個人の仕事でも載っていた。ピンナップにも6人がいた。ちょっとホッとした。うれしかった。いつも以上に、丁寧に読んだ。

 

 

 

 


「ありがたい」という言葉は「有り難い」つまり有るのが難しい・めったにない、というところから転じて、貴重・かたじけないという「感謝」の意味になったそうだ。

 


今では雑誌にいることはめったにないことではないけれど、わたしは「ありがたい」という気持ちを忘れがちなのでちょくちょく思い出そう、と思った。でも、雑誌に載ってるのを見るたびに「ありがたい…」と思うのはちょっとハードルが高い。なので「載ってる!やったー!」くらいの、気軽な気持ちで行こうかな、と。2019年は緩やかにでもいいので、感謝とポジティブさをなるべく忘れない1年にしたい、と思います。